豪雪となった年末年始、青森空港は除雪した雪で駐車スペースが減り、満車の状態が続きました。これを受け、青森県は新たに臨時駐車場を整備する方針です。

青森空港では、年末年始のラッシュが続いた2024年12月29日、30日、2025年1月2日、3日の合わせて4日間駐車場が満車となり、バスなどの公共交通機関の利用を呼びかけていました。

その大きな原因は、通常であれば約1800台分ある駐車スペースが、大雪で雪寄せ場が広がり1300台にまで減ったことです。

これを受けて県は5日、空港近くの土地に関係者向けの臨時駐車場を整備する方針を発表しました。

駐車場は200台規模で、県は早ければ3月中にも工事に着手し、春の大型連休前には完成させる計画です。

費用2363万円を、いま開会している議会へ補正予算案として追加提案する予定です。

このほかにも、県が提案を予定する補正予算案では、深刻な医師不足を解消するために診療所を開業したり継承したりするさい、施設や設備の整備費用を補助する事業に約2億6000万円を盛り込んでいます。