青森県東通村は、東北電力と共同で一般社団法人を4月に立ち上げ、村の課題の解決に関する事業に取り組むと発表しました。

共同で設立されるのは「一般社団法人ひがしどおり共生パートナーズ」です。

4日は、東通村の畑中稔朗村長が会見を開き、2023年11月に設立された原子力の共創会議をきっかけに、東通村と東北電力側で協議をすすめ、設立の合意に至ったことなどを明かしました。

また、当面5年間は東北電力が総額で17.5億円の資金を拠出して、防災対策の強化など、村の課題解決に関する事業にあてられる方針です。

東通村 畑中稔朗 村長
「両者が互いに歩み寄って、協調しながらこれからの東通村の将来に向かっての色んな施策を講じていく」

この一般社団法人は、4月上旬に設立される予定です。