3月に開幕する“センバツ甲子園”に2年連続で出場する青森山田のエース・下山大昂投手は、新たに覚えた変化球を武器に全国制覇を宣言しました。

青森山田の下山投手や菊池伊眞キャプテンは26日、青森テレビを訪れ2年連続出場となる“春の甲子園”での意気込みを語りました。

2024年の夏はチーム最高成績のベスト4にまで進出しましたが、目標の日本一には届きませんでした。

2024年の悔しさを知る8人が主力に成長。
このうち投手陣の大黒柱は、甲子園に3試合登板・14イニング無失点のエース下山投手です。

この冬は、投球の幅を広げるため新たな球種である「カットボール」と「ツーシーム」を習得しました。

青森山田 下山大昂 投手
「今のままだと、夏も投げて(相手に持ち球を)見られていたので、少し(球種を)増やして、ランナーがいた時にゲッツーで打ち崩せたらなと思います」

前回のセンバツでメンバー外となり、成長を遂げたエースにとっては、悔しさを晴らす舞台です。

青森山田 下山大昂 投手
「(昨年の)春のセンバツは出ていなくて、1年前の悔しさを晴らせるのは今大会で最後なので、その悔しさをバネにして、しっかりやっていくことが目標。チームは日本一を目指して一戦必勝でがんばっていきたい」

青森山田は組み合わせが決まる3月7日に大阪へ出発し、3月18日の開幕に備えます。