3月に閉校する青森県五所川原市の三好小学校で式典が開かれ、子どもたちは地域の伝統芸能として継承してきた「獅子舞」を披露し、学び舎に別れを告げました。
三好小学校は、1876年開校の鶴ヶ岡小学校と1951年開校の藻川小学校の統合により2004年に市街地から4キロほど離れた三好地区に誕生しました。
誕生から21年、閉校記念式典には2年生~6年生までの児童のほか、学校関係者や近くの住民など約150人が参加しました。
式では、渋谷真校長が「三好小学校で学んだ事を胸に、それぞれの夢に向かって羽ばたき、夢を広げて欲しい」とあいさつしました。
そして、子どもたちが感謝の気持ちを込めてこれまでの思い出を伝えました。
児童の呼びかけの様子
「三好小学校での思い出は大切な宝物として、いつまでも私たちの心の中で生き続けます」
式典の最後には、地域で培ってきた伝統芸能の「三好こども獅子舞」を披露し、思い出の学び舎に別れを告げました。
三好小学校は4月1日から五所川原小学校に統合され、新たな学び舎で夢の実現に向けた学校生活をスタートさせます。