3月6日に行われる青森県立高校の入学試験の出願状況が発表されました。全日制の出願倍率は0.93倍で、現行の入試制度になった2015年度以降で最低となりました。

【青森県立高校入試2025出願倍率一覧】は関連リンクからご覧いただけます。

県教育委員会のまとめによりますと、全日制の募集人員7060人に対し出願者数は6533人で、出願倍率は0.93倍と4年連続で1倍をきりました。

出願者数、倍率ともに現行の入試制度が始まった2015年度以降で最低です。

倍率が高かったのは、八戸工業・電子科の1.54倍、弘前実業・家庭科学科の1.50倍などとなっています。

一方、野辺地・普通科が0.28倍、浪岡・普通科が0.30倍などと31校51学科で定員割れとなっています。

県教委は、生徒数の減少に加え、定時制や私立高校への進学など進路の多様化が要因としてます。

このほか、生徒の全国募集をしている大間や三戸など5校には県外から合わせて7人の出願があったということです。

県立高校の入学試験は3月6日に行われ、3月14日に合格者が発表されます。