若者の県外流出など青森市が抱える課題の解決に向けて、市は、このほど取りまとめた戦略推進のため、銀行や大学などと協定を結びました。
連携協力協定の締結は、青森市と「青森みちのく銀行」、それに新規事業の開発などを行う「あおもり創生パートナーズ」と、慶応義塾大学の機関「SFC研究所」の4者で結ばれました。
青森市は、若者の県外流出などの課題解決に向け、産学官金の有識者などで構成する会議を立ち上げ、2月、新しい産業の創出などをめざす「青森市しごと創造戦略」を取りまとめました。
協定では戦略推進のため、銀行が持つ地域のネットワークを生かしながら、新規事業のノウハウや、大学の研究などの支援をもとに課題解決のプロジェクトに取り組むとしてます。
青森市 西 秀記 市長
「地域に何が求められているかを、しっかり捉えてそれを共創プロジェクトのなかで、事業化に向けて進めていくということになります」
また、春からは市の職員とあおもり創生パートナーズの社員が慶応大学の大学院で学び、プロジェクトに参加することになっています。