この冬、除排雪に関する相談が相次いだ青森市は、除排雪体制の検証などを盛り込んだ来年度の当初予算案を発表しました。一般会計の総額は1334億円で過去最大です。

青森市の西秀記市長は、13日の記者会見で来年度当初予算案を発表しました。

一般会計の総額は過去最大の1334億2200万円で、前の年度より47億円あまり多くなりました。

このうち、市民から相談が相次いだこの冬の除排雪体制の検証などを行う事業には、約120万円を盛り込んでいます。新たに検討会議を設置して、除排雪事業者の意見などを踏まえて改善策を検討する計画です。

青森市 西 秀記 市長
「(除排雪に)迅速に対応していれば処理できていた場所もたくさんありますので、処理が『できなかったところ』と『できたところ』の比較をしながら何を変えればちゃんと処理できるのかまで調べていきたいと思っておりますし、そういう場合によっては契約内容に変えていく」

また、子育て支援対策を充実させるため、新たに「子ども未来部」を設置する方針です。

青森市役所で部の数が増えるのは8年ぶりです。

来年度当初予算案は、2月20日に開会する市議会に提案されます。