優れた技能を持ち、後進の育成や産業の振興に尽くした人に贈られる今年度の青森市の「匠の職人」に広告美術工の楠美耕作さんが認定されました。
青森市役所で行われた「青森市 匠の職人」の表彰式では、楠美耕作さんに記念の楯が贈られました。
楠見さんは屋外広告を手がけるアイワデザインの代表で、1997年から広告美術工として「看板」や「シャッターサイン」を制作してきました。
2009年には技能の日本一を競う大会で金賞を受賞したほか、業界の知識や技能向上のため講習会を開催するなど、その功績が認められました。
10日は表彰式のあと、楠美さんが専用のカッターを使ってフリーハンドで文字を切り抜き、サインプレートを作る卓越した技術を披露しました。
「青森市 匠の職人」に認定 楠美耕作さん
「純粋にうれしい気持ちです。ものづくりの精神を忘れずに、今後も仕事を通して伝えていければなと思っております」
青森市の「匠の職人」制度は2007年度に始まり、受賞者は楠美さんで59人になりました。