青森県立中央病院と青森市民病院の「統合新病院」についてです。整備候補地である県営スケート場周辺の地域住民の一部から反対の声が上がるなか、西 秀記市長は次の住民懇談会に自ら出席する考えを示しました。

青森市議会への統合新病院の説明会では、新病院の基本計画案について議員が市側の考えを質しました。

この中で、焦点となったのは整備候補地である県営スケート場周辺の住民との合意形成です。

これまで住民懇談会が2回開かれていますが、住民からは別の候補地を探すよう求める声が多く上がったほか、宮下知事と西市長の参加も要望されていました。

7日の説明会で、この点を質された西市長は「懇談会には宮下知事と一緒に出席するべきと思っていたが、これまで知事側の都合がつかなかった」と説明しました。

その上で、次回の懇談会には自ら出席する考えを示しました。

青森市 西 秀記 市長
「(1回目の開催から)必要であれば出席すると申し上げていた。今度の3回目の地域住民向けの説明会には知事の都合がつかなくても、私は1人でも参加する」

市は、3回目の地元住民との懇談会を2月中の開催で調整しているほか、すべての市民を対象にした説明会も計画しています。