元警視庁刑事「人々の目を行き届かせる対策が必要」

警視庁で長年捜査に携わった元刑事の吉川祐二さんは犯行について分析した上で、人々の目を行き届かせる対策が必要と言います。

元警視庁刑事 吉川祐二さん
「幼稚な犯行に見受けられます。例えば落書きをするのもそうですし、一部の報道によりますと学校内、閉校になっている校内でタバコの吸い殻が置き捨ててあると。そのようなことからして、すごく幼稚な稚拙な犯行に見受けられます。全ての犯罪において犯罪を犯す者というのは、ほとんどが人の目を非常に気にします。人の目がある場所では中々犯行に及ばないというのが現実です。そのことから考えても人の目、これが機械である『防犯カメラ』になると思いますが、それが必要な物になってくる」

三嶌亮二 記者
「黒石市の東公園でも公共物が壊される被害がでました。市の職員2人が出て重点的にパトロールを続けています」
公園を管理する市の都市建築課はパトロールを強化しています。
10日は職員2人が定期的なパトロールの際に、被害があった設備の周りを重点的に確認していました。9月に被害があった東公園では2024年5月にも、あずまやの天井に穴があけられ、市が被害届を出していたことが分かりました。