青森県弘前市と西目屋村の農業委員会が県に対して、「モモシンクイガ」などのリンゴの病害虫の被害を防ぐ効果が期待されている「交信撹乱剤」について、来年度以降も農家への購入支援を継続するよう要望しました。
中南地区農業委員会連絡協議会の成田繁則会長は6日、中南地域県民局の小枝秀地域農林水産部長に要望書を手渡しました。
交信攪乱剤「コンフューザーR」は、県が今年度購入費用の2分の1以下を助成していて、要望では県に購入支援を来年度以降も継続してほしいとしています。
中南地区農業委員会連絡協議会 成田繁則会長
「モモシンクイガの恐さ、農薬の登録期限が切れるものも多くなってくるので地域一体で取り組んでいけたらと思う」
「交信攪乱剤」を設置した園は、6月現在では県の目標のほぼ半分にあたる5223ヘクタールの設置に留まっています。