「北海道・北東北の縄文遺跡群」の1つ 見どころは“ストーンサークル”
両脇に黄色い花が咲く鮮やかな道を1キロほど進んで目的地に到着です。

我満紗千子さん
「わ~!立派な石」
遺跡へと続く道の入り口では、「史跡 大森勝山遺跡」と彫られた大きな石が出迎えてくれます。2人は記念にパシャリと1枚。

小野寺紀帆アナウンサー
「この奥に遺跡がありますね」
遺跡は、岩木山の北東麓・標高143~145メートルに立地しています。まず目に飛び込んできたのは、ストーンサークル=「環状列石」。
小野寺紀帆アナウンサー
「これが環状列石ですね。約1200個の石材が利用されています」

大勝山遺跡は、今から約3000年前の縄文時代晩期の遺跡で、その時代の環状列石は国内でも数が少なく、中でも発掘調査で内容が判明したのは、唯一の事例となっているそうです。環状列石は、約1200個もの輝石安山岩が円形に並べられた非常に貴重な存在。お祭り事を祈りとかあと儀礼の場として使われていたのではと言われています。
我満紗千子さん
「岩木山に向かってお願いしていたのかな」
遺跡は、2021年7月に「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つとして世界文化遺産に登録されました。
さて、この先も長い上り坂。ひたすらペダルをこぐ2人。

「岩木山ヤマザクラネックレスロード」を抜けていくと、山菜採りから帰るお母さんたちに遭遇。袋いっぱいにして、満面の笑みのお母さんと記念の1枚を撮りました。


さらに進むと、りんごの花が見えてきました。
ここで2人は、信じられない光景を目の当たりにします!