かけがえのない“仲間”だった夫婦 転覆事故での突然の別れ

東北町を拠点に活動している創作和太鼓の団体・東翔太鼓愛好会。4月28日のこの日は、リーダーの鶴ヶ崎祐岐さんを始め、メンバー全員にとって再出発の舞台。特別な思いで臨みました。

東翔太鼓愛好会 リーダー・鶴ヶ崎祐岐さん(31)

東翔太鼓愛好会 リーダー・鶴ヶ崎祐岐さん(31)
「同じチーム仲間が2人も一気に欠けて…。だったら、みんなでイベントの時に、一緒に2人を思ってやりたいなと思って―」

メンバーに衝撃が走ったのは2024年1月でした。

小川原湖でシジミ漁の漁船が転覆。乗っていた夫婦が命を落としました。この事故で亡くなったのが、東翔太鼓愛好会の中心メンバーだった鶴ヶ崎善貴さんと妻の千夏さんでした―。