「街の書店」12年の歴史に幕 背景には…

弘前市土手町の百貨店「中三」にある「ジュンク堂書店」では、営業最終日の4月30日、店内に閉店を知らせる看板が設置されていました。弘前市の「ジュンク堂書店」は2012年にオープンし、県内有数の大型書店として地域の人たちに親しまれてきました。

ジュンク堂書店によりますと、電子書籍の普及や「活字離れ」の影響を受けて売り上げは年々落ち込み、4月30日に12年の歴史に幕を閉じることになりました。

店内には、営業最後の日も市民や近隣の市町村から客が訪れ、地域の書店が姿を消すことを惜しむ声が聞かれました。