青森県の下北地域広域行政事務組合は3月28日、青森県消防学校へ講師として派遣されていた消防司令補の男性職員が女子寮へ侵入しわいせつな行為をしたとして懲戒免職処分としました。
※下北地域広域行政事務組合 畑中輝幸 消防長
「被害に遭われた方に多大なご迷惑をおかけし心からお詫び申し上げます」
懲戒免職となったのは、むつ消防署に勤務する消防司令補の42歳の男性職員です。
職員は講師として派遣された県消防学校で被害者を含む受講生数人と飲酒を伴う懇談会を開催したということです。
その後、マスターキーを使って女子寮の被害者の部屋へ侵入し、わいせつな行為をしたとされています。
下北地域広域行政事務組合の聞き取りに対し、職員は「間違いない」と行為を認めているということです。
下北地域広域行政事務組合は調査の結果、3月28日付で男性職員を懲戒免職としていて、「今後、これまで以上に服務規律の遵守を徹底してまいりますとともに、地域の皆さまの信頼の回復に努めてまいりますのでご理解を賜りますようお願いいたします」とコメントしています。
また、今回の件を受けて、青森県は県消防学校の校長と副校長、それに総務課長の計3人を厳重注意としました。