ハイカラな袴を身にまとう小学校の卒業生

6年間の学び舎に別れを告げ、校舎の入り口で友だちと記念写真に収まる子どもたち。ひときわ目を引くのがハイカラな袴を身にまとう卒業生の姿です。

卒業生は
「お姉ちゃんが袴を着ていて憧れていた」
「一生の思い出にしようと思ってスカートとかではなく、バチバチに決めました」「すごくうれしくて、これならうれしい気持ちのまま中学に進学できると思った」

青森市の篠田小学校では、卒業する56人のうち男女合わせて8人が和装スタイルで式に臨んでいました。

教員は
「コロナ前ぐらいがちょうど始まりというかけっこう増えてきたなというイメージがあります」

1990年代に行われた卒業式の様子を見てみると…。教員は袴を着ていますが、児童の服装は男子はスーツ、女子はブレザーにスカートのいでたちが目立ちます。この傾向が変わったのは2010年代に入ってからでした…。