このところ暖かい日が続いたことで、青森県八戸市でスギ花粉の飛散が始まりました。2024年は各地で平年より多い飛散が予測されています。
青森県花粉情報研究会によりますと、県内5か所の観測地点のうち、2月13日に八戸市でスギ花粉の飛散開始が確認されたということです。
2023年より15日早い確認で、2月中にも本格飛散が始まる可能性があります。
また、弘前市とむつ市でも、すでに花粉が観測されていて、飛散開始が近いと見られています。
2023年の秋に調査したスギ林の雄花の状況から、研究会では全域で例年より多い飛散になるとみていて、特にむつ市では過去10年の平均値の264%になると予測しています。
花粉症の症状がある場合は、セルフケアのほか病院での治療など早めの対策が必要です。