20日午前、青森市で住宅1棟を焼く火事があり、焼け跡から男性1人の遺体が見つかりました。
20日午前9時半ごろ、青森市沖館5丁目の団体職員・神博行さん(55)の住宅から火が出て、「住宅の2階から煙が見える」と消防に通報がありました。
火は2時間半後に消し止められましたが、この火事で住宅の2階部分・約50平方メートルが焼け、2階の焼け跡から男性1人の遺体が見つかりました。
近隣の人は
「焦げている屋根のあたりまで火が上がっていて…。
Q.住人で体や足の悪い人は?
「いないはずです」
警察によりますと、火災発生時は4人が在宅しており、逃げた3人のうち、神さんと妻は病院に運ばれ手当てを受けています。また、火事の後、29歳の長男と連絡が取れていないということです。
現場は近くに中学校や保育園がある住宅密集地です。
警察は遺体の身元の確認を進めるとともに、火が出た原因を調べています。