冬限定で製造される和菓子があると聞き、やってきたのはこの会社。
奥会津金山大自然。

早速、その和菓子とやらを見せていただくと・・・ん?
なんかホットドッグみたいですね?
---横田さん「ゆべしです。昔正月など冬に作って食べていたみたいです。」
餅生地で作られた和菓子、ゆべし。
しかし、金山町のゆべしは一味違うんです。
---横田さん「甘くないです。山椒と醤油と砂糖が入っている。」
そう、餡子やくるみが入った一般的な甘いものではなく、使用されているのは、なんと山椒。
ピリピリとした辛味が特徴のゆべしなんです。
さらに、個性的な見た目にも、こんな意味が。
---スタッフ「箸入れてなんの形にしているんですか?」
---横田さん「松の葉です。お祝い膳に食べるものなので、断面が松の形になるように。」
そんな、金山の冬の風物詩でもある山椒ゆべし。
爽やかな香りと、ピリッと刺激的な後味。
この唯一無二の味わいがなんともクセになるんです。