明治大学発のベンチャー企業などが、ヒトに臓器を移植するために遺伝子を改変したブタを日本で初めて誕生させることに成功したと発表しました。
おととい、ヒトへの移植を想定したブタ3頭が生まれたと発表したのは、ブタのクローン技術などを研究する明治大学発のベンチャー企業「ポル・メド・テック」などのグループです。
グループは、アメリカのバイオ企業がヒトに臓器を移植するために拒絶反応が起こりにくいように10種類の遺伝子を改変したブタの細胞を輸入し、その細胞からクローン技術を使ってブタ3頭を誕生させたということです。
グループによりますと、ヒトへの移植を想定したブタが国内で生まれたのは初めてだということです。
グループは今後、研究機関などにブタを供給してサルへの移植の研究を進めるほか、2025年度にもブタの腎臓をヒトに移植する臨床研究を目指しているということです。
明治大学 長嶋比呂志 教授
「臨床応用の体制作りや倫理的な課題、社会からの受け入れなど、様々な議論が同時並行的に進むというようなきっかけ作りになったと思うので、そのような議論の喚起に期待したい」
動物の臓器をヒトに移植する「異種移植」は、移植用の臓器が不足する中、解決策として期待が高まっています。
注目の記事
「無料であげます」に潜むワナ SNSで急増する“劇場型”詐欺…その巧妙な手口とは【THE TIME,】

イルカショーのスター「オキちゃん」はなぜ我が子を沈めたのか 華やかなショーの裏で抱えた心の傷(前編)

相次ぐ倒木、熊の出没被害…背景に130年前の“国家計画の限界” 東大教授が提言する縦割り行政の闇と「自分さえ良ければ」からの脱却

ネット予約できない?生命保険の受取は?選挙で混乱? 結婚して同姓同名になった夫婦に【あるある】聞いてみたら、意外と…。

「検察に自浄作用はない」元トップからの性被害訴える女性検事が涙の辞職「言葉にできないほど悔しい」 なぜ被害者が守られなかったのか…“組織の隠ぺい体質”究明へ闘い続ける覚悟

「娘は医療ベッドに横たわって、生気を感じられない人形のような目でした」通園バス園児置き去り事件から4年「加害者たちは忘れていく」父親が語る怒りと後悔...遺族が再び取材に応じた理由【前編】









