東北や北海道などから撤退が発表されたイトーヨーカ堂。青森県内では青森店と弘前店が食品スーパー「ロピア」を運営するOICグループに事業が引き継がれることになっていますが、ロピアとはどんな店なのでしょうか?

※青森市民は
(Q.名前は聞いたことは?)
「ないです」
「なかったです」

イトーヨーカドー青森店と弘前店の事業引き継ぎ、五所川原市のショッピングモール=ELMの核テナントの後継として決まったロピア。首都圏を中心に全国で85店舗、台湾にも3店舗を展開していて、2023年8月には宮城県仙台市に東北初出店しています。

肉や魚、野菜などの生鮮食料品のほか、プライベートブランドの商品も多数扱っています。豊富な品ぞろえと品質の高さ、そして「売れ残るなら最初から安く売るべきだ」を掲げて低価格も売りに青森県に上陸することになります。

※市民は
「肉が好きなので肉を安くしてもらえたらうれしい」
「卵とか高いイメージがあるのでそのあたりの値段が抑えられれば」
「みんなで食べるポテトチップスが安いとうれしい」
「日本版のコストコみたいな安い店だってことなのでいいかなと」

イトーヨーカドー撤退の衝撃は残る一方、ロピア進出が決まったことは、消費者には前向きに捉えられているようです。
青森県内のイトーヨーカドー4店のうち青森、弘前、五所川原は、事業引き継ぎや後継がロピアに決まりましたが、八戸市のショッピングモールに入っている八戸沼館店は、後継について検討が続いています。
