冬の原子力災害に対応するため行政や地元住民が参加した訓練が新潟県柏崎市で行われました。

訓練は県や地元自治体、自衛隊、東京電力に加え「PAZ」と呼ばれる原発からおよそ半径5キロ圏内の住民も参加して行われています。柏崎市と刈羽村が震度6強の揺れに見舞われ、柏崎刈羽原発7号機の冷却機能の一部が喪失したという想定で行われました。

訓練
「道路上に段差が発生し、この先の住人が孤立しているとの情報」
柏崎市では、地震に伴い、道路が寸断され孤立地域が出たとして応援要請を受けた陸上自衛隊が市の職員や地元住民と連携し住民避難を開始します。

訓練
「大丈夫ですか?」「はい、大丈夫です」
避難は要配慮者を想定し、ストレッチャーや車いすを使い、福祉車両やバスに乗り換えて避難するまでの手順を一つ一つ確認しながら行っていました。訓練は午後、刈羽村でも行われます。
