引佐赤十字病院(浜松市浜名区)が施設の老朽化などを理由に、2025年3月末で閉院することが決まりました。

浜松市浜名区引佐町にある引佐赤十字病院は1946年に開設され、引佐地区唯一の公的病院として長年、地域医療の一翼を担ってきましたが、病棟の一部が築58年になるなど老朽化が進んでいます。

これに加えて近くのエリアに別の病院や介護施設が増加したことで患者数が一日40人ほどに減少したため、事業を継続するのは難しいと判断し、2025年3月末での閉院を決めるに至りました。

今後について、引佐赤十字病院は、内科や訪問リハビリテーションなどは、閉院まで続けるとした一方で、糖尿科や整形外科など一部の診療科は閉院前に診療を終了すると説明しています。