アルピニストの野口健さんが自身のSNSを更新。
能登半島地震の被災地へ支援活動を行ったことを報告しました。

野口さんは、支援の日程を「今回はトータル5日間。山梨からの往復で2日間。被災地に3日間。初日は輪島市、能登町。2日目は穴水町。3日目が珠洲市となっています。」と、投稿。

続いて「僕は5回目の被災地入りとなりますが、その度に被災された方々と直接、お話できるのがとても嬉しい。 生のお話を聞けるので、災害時の出来事やまた、テレビでは聞けないお話しまで。実情を立体的に把握できるのでとても貴重な情報でもあります。」と、綴りました。

初日の輪島市では、寝袋や、ソーラー充電式のLEDランタン、携帯ウォシュレット、エアマット、厚手の靴下を届けたことを報告。また、能登町では、他にも生理用品・顔パックなどの日常品を支援物資として届け「プチシャワー・セペなどのビデが大変喜ばれました。」と、明かしています。

2日目の穴水町では「個人宅や高齢者センターにラップポン(電動トイレ)を設置致しました。災害時においても、排泄物を一切トイレ内に残さないラップポンは、匂いも残らず、感染症対策にも有効です。」と、投稿。

そして、3日目の珠洲市には「寝袋や、ソーラー充電式のLEDランタン、顔パック」を届けたこと、を報告。

野口さんは「破壊された家屋を見る度にここには生活があり、一家団欒の様子があって、想像しては心が抉られ、しかし、生き延びてさえいればまたなんとかなるとも。無責任かもしれませんが、生きてさえいれば人生は何とかなる。多くの山仲間を失ってきましたが、その度にふとそんな事を感じてきました。この美しかった街並みは時間がかかるかもかしれませんが、いつの日か、まるで地震がなかったかのように、建物の強度を増しながらも、同じ景観で復活する事を心から願っています。」


【担当:芸能情報ステーション】