6人組グループ・SixTONESの松村北斗さん、俳優の上白石萌音さん、りょうさん、光石研さん、三宅唱監督が、映画『夜明けのすべて』の 公開記念舞台挨拶に登壇しました。

映画『夜明けのすべて』の公開記念舞台挨拶




本作は、生きづらさを抱えた2人の男女が、友達でも恋人でもないという関係ながらも最高の理解者どうしとなり、特別な関係性を築いていく物語です。
松村さんと上白石さんは今回が映画初共演。連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じた2人が、今作では同僚役を演じます。

松村北斗さん(SixTONES)




作品にちなみ、日々生活で心掛けている思いやりについて松村さんは、“自己満足ですが、仕事現場にたくさんの人が一斉に移動する時、段差に差し掛かった時に、後ろの人が話に熱中していて気づかないかもしれないんじゃないかと思って、僕は段差を認識しているんですけど、わざと「おおっ」と言うようにしています” と回答し、共演者たちを笑わせました。

続けて、“段差の高さの倍沈むように膝を曲げますね。普段、グループ業でほかに5人いるので誰にもけがしてほしくないですからね” とにっこり。
すると、上白石さんが、“全然気づかなかった”と話すと、すかさず松村さんは、“シームレスですから。気づかない間に潜在意識の中に入っていきますから。本能的に教え込んでいますので” と満足げに語りました。

上白石萌音さん




また、上白石さんは、“私今回、映画の中でティッシュ配りするシーンがある。やってみて受け取ってもらえるとすごくうれしい。誰かにとっていい客さんでいたいと思う。ちっちゃいですけど、飴ちゃんを配るみたいに優しさを置いていける人になりたいなと思いました。私も段差は大きめに沈もうかなと思いました” と笑顔で話しました。

最後に松村さんはファンへ、“皆さんこの映画を見て各々に感じるものがあると思います。それを家に帰ってもう一度、その思いと向き合ってほしいという映画ですので、この先もあなたとこのご縁を続けさせてもらえたらと思います” メッセージを送りました。

そして、キャストが降壇時には、先ほどの松村さんの発言をイジるように、全員が階段を大きなモーションで降りていき、キャスト陣の仲の良さが垣間見えていました。

【担当:芸能情報ステーション】