青森県むつ市に建設された下北地域の新ごみ処理施設が、ことし4月から本格稼働するのを前に、9日施設の安全などを願う火入れ式が行われました。

9日は関係者など41人が参加し神事が行われたあと、ごみ処理施設の心臓部である焼却炉に火をつけました。「クリーンセンターしもきた」は、これまで使用していた施設が老朽化したことに伴い、新たに建設。ゴミを焼却した熱による発電で夏場の施設内の電力をまかなうことができるほか、焼却炉へゴミを投入するために使われるクレーンバケットがAIによって操作されるということです。

※下北地域広域行政事務組合管理者・山本知也・むつ市長
「実際にリサイクルの現場ってどうなっているんだろうといったことを学べる施設になってもらえたらと思います」

クリーンセンターしもきたは、ことし3月に一部のごみの受け入れを始め、4月から本格的に稼働します。