81歳とアメリカ史上最高齢のバイデン大統領を巡っては健康状態を不安視する声がありますが、今週は特に言い間違いが目立ち、メディアも取り上げています。
4日、ネバダ州で行った選挙集会。ここでバイデン大統領は、2021年のG7サミットでのエピソードを紹介。
このサミットには、フランスのマクロン大統領やドイツのメルケル首相が参加していましたが…
バイデン大統領
「“アメリカが戻ってきた”と私が言ったら、ドイツのミッテランが…いや、フランスだね、私を見てこう言ったんです、何…なぜ…どれくらい続くのかと」
また、7日には非公開だった別の集会では「ドイツのメルケル前首相」と言うべきところを「ドイツのコール首相」と2回言い間違えました。
6日には中東ガザ情勢について話をしようとしましたが、イスラム組織「ハマス」の名前が出てきません。
バイデン大統領
「少し動きがある。回答が…回答があって…反対側から…」
記者
「ハマスですか?」
バイデン大統領
「そうです。すみません。ハマスからです」
アメリカでは政党のイメージカラーに従って共和党の強い州を「赤い州」、民主党の強い州を「青い州」と呼びますが、8日に行った演説では…
バイデン大統領
「この政策を進める時に、私は赤い州・緑の州に関係なく、すべての人の大統領だと言いました」
今回、特別検査官から「記憶力の問題」を指摘されたバイデン大統領。
バイデン大統領
「私の記憶力は大丈夫だ。大統領就任後の実績を見て下さい」
記者
「多くの国民があなたの年齢に懸念を示していますが…」
バイデン大統領
「それはあなたの考えでしょう」
こう反論しましたが、同じ会見の中でも…
バイデン大統領
「当初、メキシコのシシ大統領は人道支援物資の搬入のために門を開こうとしなかった…」
このように、エジプトのシシ大統領をメキシコの大統領と言い間違える場面がありました。
注目の記事
“しゃっくり” は人間がかつて魚だった名残り?「横隔膜のけいれん」は間違いだった 見過ごせない重い病気のサインにも

“頼ることも大事” 共働きや高齢者世帯の増加で市場は10年で6.2倍 忙しい日々を支える家事代行 山梨

年間2500円の節約効果 猛暑を共に過ごした『エアコン』のフィルタークリーニングと内部乾燥で冬も快適に

「なんで飲んだんですか?」「のど乾いちゃって…」 警察の取り締まりに密着 飲酒運転の人身事故が全国ワーストの山梨

「解析したすべての患者から検出された」人の肺からプラスチック 粒子濃度が高いほど炎症値も大きい結果 医師や研究者の解析で明らかに

「警察官が、鉄砲で撃たれました」110番の音声記録…銃声、うめき声 緊迫した様子 明らかに。 遺族の訴え退けた翌日公開 奥田交番襲撃事件 富山地裁
