能登半島地震で医療や福祉の被災地支援に携わった富山県の災害派遣チームの活動報告がおこなわれ、関係者らと情報と教訓を共有しました。

8日の活動報告会ではオンライン含め関係者らおよそ650人が参加しました。富山県は、これまで氷見市や石川県の避難所などに、医療や福祉の災害派遣チームを派遣、およそ200人が現地で活動しています。

このうち、保健所業務などを支援する県の「DHEAT」は今回が初出動で、石川県珠洲市などで新型コロナウイルスなどの集団感染が発生した避難所を巡回しました。チームを率いた小倉憲一医師は、スムーズに現地の医師らと連携して支援するために、県外も含めて関係機関とつながりを作っておくなど平時の備えが重要だと指摘しました。