「言葉が出なかった。ああ、真っ黒だ、と」

(女性(40代))
「これ一式です。言葉が出なかった。ああ、真っ黒だ、と」

(大石アンカーマン)
「この辺から黒く塗りつぶしてありますね。死因は書いてますね。『急性循環器系疾患(推定)』。意見が付いています。これがもう黒く塗られていますね」

(女性(40代))
「怒りとかじゃなくて、むなしさというか、私、妻なのに分からないんだ、というのと、亡くなった時の夫の体の状況を検視した人の言葉を知ることができないんだという、悲しさというかむなしさがあって…」

ほぼ完全に黒塗りにされた死体検案書。一体何が書いてあるのか。

長年、警察の依頼で遺体の検案にも携わった外科医の細川医師に聞くと。

(外科医 細川秀一 医師)
「全部写真だと思います。ご遺体の写真と、間取りだったり、玄関だったり、窓の写真だったり、全部バサッと消してあるのは、僕が推定するのは写真だと思う」

大きな黒塗りは遺体などの写真と推測。一方…

(大石アンカーマン)
「検案医の意見、遺族はこれを知りたいと思う」

(外科医 細川秀一 医師)
「ここまで消しちゃいけないんじゃないの、という気はしますけども、検案医の名前・住所などが書いてあって、ここに所見や考えられる病気が書いてあるのかなと。最終的に最後だけ見せればいいんじゃないのと警察は思ったのかもしれません」

男性は健康診断で、糖尿病の可能性を指摘されていたといいますが…

(外科医 細川秀一 医師)
「よっぽどひどい糖尿病であれば、年齢(が若いこと)から言って、なることはありますが、一般的にはないでしょうね」

(大石アンカーマン)
「ワクチンによる死亡という可能性は?」

(外科医 細川秀一 医師)
「否定できないです。でもごくごく低い可能性かもしれない」

塾の講師をしていた男性。家には生徒が弔問に訪れることも。

(大石アンカーマンが生徒からの手紙を読む)
「先生とお別れしてもう一年になりますね。一年たっても悲しいし寂しいです」「会いたいです。会って修学旅行や学園祭の話を聞いてほしいです」

(女性(40代))
「こんなに愛されてたんだなというのが、ちょっとびっくりした」

(大石アンカーマン)
「ご主人が死亡した理由は何だと思いますか」

(女性(40代))
「やっぱりコロナのワクチンだと思います。職場の健康診断では糖尿病の可能性を指摘されていて、再検査とかっていう紙をもらっていたみたいなんですけど、病院にかかることが普段なかった。それが突然、息が苦しいって言って急に亡くなったので、やっぱり普通の亡くなり方じゃないんじゃないかなって」

国が強く勧めたワクチンのせいかもしれない、という思い。
そしてほぼ黒塗りでしか情報を出さない警察。
不信感もある中、女性は警察に再度情報公開を請求する予定です。

(女性(40代)
「もしかして、それがワクチンが原因だったと書かれているかもしれないし、何かしらの病気だったのかもしれないし、それはちょっとわからないが、そこが分からないと私もいつまでも納得できない。何で死んじゃったんだろうっていうのがずっと残っているので、やっぱり知りたいと思う」

2024年2月1日放送 CBCテレビ「チャント!」より