新潟市中央区の西海岸公園にあるバスケットボールのゴールが、壊れたままで放置されているのが見つかりました。
2023年7月にはコートが新設されるなど盛り上がりを見せていましたが、関係者はショックを受けています。
写真によると、ゴールボードの一部は欠け、地面にはボードに付いていたリングが落ちています。

【記者レポート】
「こちらが壊れたバスケットのゴールです。リングやネットが完全になくなっています…」
新潟市によりますと、壊れていることが分かったのは2023年の年末で、バスケットコートの工事に訪れていた業者が発見して、市に報告したということです。
【新潟市開発公社 曽我悠介さん】
「バスケットボールを無料でできるようなコートがあまりないことを考えると、無くなったことについては、利用者には結構なショックがあると思います」

この多目的広場は、2023年7月にはバスケットのコートが新設されるなどの拡張整備が行われていて、無料で誰でも気軽に使用することができます。
【新潟市開発公社 曽我悠介さん】
「劣化なのか故意で取れてしまったのか分からないんですけど、公園ですので、ルールを守ってみんなが楽しく使える場所であれば一番いい」

ゴールは新潟市で修理する方針ですが、元日の能登半島地震で被害を受けた市営プールも同じ西海岸公園にあり、バスケットゴールの修理にはまだ時間がかかる見通しです。