「千枚田が生きがいみたいなところがあるので関わっていきたい」

 遺体の損傷が激しかったため、DNA鑑定で妻と長男であることが確認され、火葬することできたのは地震から1か月以上経った2月3日でした。

 (出口彌祐さん)「待つのは長かったけど1か月もう経ったのかなって。いろいろね、複雑ですね」

 現在、出口さんは金沢市の避難所に2次避難をしていますが、なるべく早く輪島に戻りたいと話します。

 (出口彌祐さん)「できるだけ輪島に拠点を持ちたいと思っているんですよ。輪島に拠点を持って、千枚田にこれからも、せっかくやってきたので愛着もあるし、生きがいみたいなところがあるので関わっていきたいなと」

火災で焼けてしまった朝市の露店でも動き

 前を向き進み始めたのは出口さんだけではありません。焼け跡で台車を探していたのは朝市に露店を出し海産物を販売していた道下睦美さん(57)。

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 去年11月、朝市を取材した際には自家製の立派なタコの干物を紹介してくれました。