ここ数日、暖かい日が続いていますが、鹿児島県薩摩川内市の梅の名所・藤川天神では、梅が徐々にほころび始めています。参道では地元の名物も3年ぶりに復活しました。
薩摩川内市東郷町の藤川天神です。国の天然記念物に指定されている55本を含む、およそ300本の梅がほころび始め、今は2分咲きです。
参道にあるみやげ店・河鹿の里です。3年前に途絶えた名産のもち・臥龍梅餅を復活させ、今月から販売を始めています。
臥龍梅餅は、地元の和菓子店「きくや」の商品で藤川天神でも売られ、60年余り親しまれてきましたが、店主の高齢化で閉店し、つくられなくなりました。
河鹿の里を経営する津田盛吉さん(75)です。地元の銘菓がこのまま無くならないよう、洋菓子店や地域住民らの協力を得て復活させました。餅のレシピも分からなかったため、手探りでの商品化でした。
(臥龍梅餅を3年ぶりに復活させた津田盛吉さん)「レシピも無ければ、型枠もないというところから、みなさんの協力で作った餅。形が一番難しかった」
購入した客は…
「おいしい。シナモンですよね。あまり無い味。(復活して)よかったですよね」
「白あんでおいしい。甘い上品な感じで」
(津田盛吉さん)「わたしは地元の人間なので、小学生のころからこのお菓子をみて、高くて食べられなかったから食べたいなと思いながら…無くなったことがさびしくて、藤川地区に何とか残したいという気持ちで再現した。ここ藤川天神がある限り、50年・100年ずっとこのお菓子が藤川地区の銘菓として残ってもらえればと思う」
復活した臥龍梅餅は6個入り730円で、藤川天神の河鹿の里と、同じ藤川地区にある久保茶屋の2か所で購入できます。
なお、藤川天神の梅は今月下旬にも満開となり、3月中旬までが見ごろとなる見込みです。
注目の記事
“差別的”アイヌのパネル展に研究者批判「史実を曲解」涙し傷つくアイヌ民族を前に記者が主催者に対話を促すと…専門家は札幌市批判「主体性発揮し条例作るべき」

「わがままを聞いてくれてありがとう」 給食が大好きな卒業生が給食室にそっと残した感謝の手紙 母親が受け取ったバトン

「こんな化け物に負けねえぞ」飯舘村・原発事故から15年 放射能と闘い続けた人々の今【報道特集】

4月から始まる自転車「追い抜き」新ルール 十分な距離あけず「一気に追い抜いてしまおう」は摘発の対象となる可能性

「競馬で死ぬのは嫌じゃない」金沢競馬で奮闘!富山出身、田知弘久ジョッキー 落馬で首の骨を折る大けが乗り越え復活 新シーズンにかける思い

「どうしてこんな言葉が…」“見えない障害”高次脳機能障害 全国22万7000人 家族が語る孤独と現実









