3年ぶりに鉄人たちが鳥取県米子市に集結しました。
17日、全日本トライアスロン皆生大会が3年ぶりに開催されました。ただ、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、運営側は対策に苦慮。感染などによる欠場も相次ぎました。


「スタート!」

17日に開催された「第40回 全日本トライアスロン皆生大会」。
これまで新型コロナの影響で中止を余儀なくされていましたが、久しぶりに全国の鉄人たちが米子に集結しました。

参加者
「デビューもここだったのでまた戻ってこられて嬉しい」

全日本トライアスロン皆生大会 森下正義競技委員長
「選手も待ちに待っているし、我々スタッフも待ちに待った3年ぶりの大会が開催できたことを嬉しく思う」

3年ぶりの開催。
これには、皆生の旅館も夏休みに向けいいスタートが切れたと話します。

湯喜望 白扇 福本昌子会長
「3連休はとてもたくさんの方に来ていただいて満室状態が続いている。来月のお盆明けくらいまではかなりのお客様にご予約頂戴している」

しかし、感染急拡大の中での大会開催。運営側は対策に苦慮しました。

ボランティアを含めたスタッフを例年の約4000人から半分に減らし、それに伴って、ルートを変更したり、エイドステーションを減らしたりするなどしました。

ただ、やはり欠場の連絡も相次いだといいます。

全日本トライアスロン皆生大会 森下正義競技委員長
「選手の方から電話があって残念ですけどコロナに感染して出られなくなりました。家族が(コロナに)なりましたので出られなくなりましたという電話もたくさんいただいた」

ボランティアは100人以上の欠席、出場選手は60人以上の欠場があったといいます。

やはり感染拡大の影響は免れませんでしたが、一方で、行動制限のない中、これまでとは違う夏となりそうです。