子ども食堂の支援に役立ててもらおうと、家庭で余っている食品や日用品を持ち寄るフードドライブが7日から大分県庁で始まりました。今回一部は、能登半島地震の被災者にも届けられます。

この取り組みは県職員を対象に2019年から毎年実施しています。県庁内に設けられた受け付けでは職員がさっそくカップ麺やレトルト食品などを持ち寄り、賞味期限を確認して寄付していました。

取り組みは9日まで続き、寄せられた食品や日用品は「フードバンクおおいた」を通じて県内のこども食堂に送られるほか、一部は能登半島地震で被災し、避難所などで生活する人に届けるということです。

(寄付した職員)「インスタント類と飲み物を寄付しました。被災地では物資が不足しているとよく耳にするので困っている方々に届いてほしい」「自分も積極的に参加していきたいし、もっと広まってほしいと思う」

県はこうした取り組みを通して、より多くの人に食品ロスについて理解を深めてほしいと話しています。