昭和45年、1970年の大阪万博は、日本が全世界に存在感を示しました。

1号店の唐樋店はその翌年のオープンです。

経営していたレストランからうどん部門を独立させ、畳16畳ほどの小さな店から出発しました。

創業当時のこんな話が残っています。

「どんどん」を運営・スナダフーヅ・大島透専務
「お客さんがおなかをすかして来られるので、提供が遅れるとむちゃくちゃ怒られる。少しでも早く、ということで、今のような営業スタイルになったと聞いている」

2号店の土原店は、昼どきになると目の回る忙しさです。

それでも手慣れた店員が見事にさばきます。

客を待たせず、1秒でも早い提供が「どんどん」のスタイルです。

毎日来店のお客さん
「肉天うどんです」
(横溝「きのうは?」)
「肉天」
(横溝「毎日肉天、飽きない?」)
「大丈夫!」

土原店は東京日本橋の店と売り上げの双璧を誇ります。

365日休みはなく、モットーの一つはどこの店でも同じ味。

品質をそろえるため、おととし12月には近代的なセントラルキッチンが
完成しました。

独自の製法で混じりっけのない生麺が出来上がります。

うどんに欠かせないネギは、契約農家から仕入れています。

名物の一つ、「たなかうどん」には肉とわかめのトッピング。

昔、まかないで出されていたメニューで田中さんが考案したそうです。

現在、「どんどん」は県内を中心に、中国地方と東京で35店舗を展開しています。

合言葉は「だしに自信あり。麺に自信あり」。

全国400店舗の大きな夢に向かって、維新のまち、萩の味を発信します。