TBSテレビ
俳優の役所広司さんがフランス大使館大使公邸で行われた「横浜フランス映画祭 2024」のラインアップ発表記者会見に特別アンバサダーとして登壇しました。
役所さんは主演映画「PERFECT DAYS」が先月、世界最高峰の映画賞と言われる米アカデミー賞 国際長編映画賞にノミネートされました。アカデミー賞ノミネート後、初のイベント出演ということで役所さんが登壇すると、アカデミー賞ノミネートとカンヌ国際映画祭 最優秀男優賞のお祝いとして花束が贈呈されました。
特別アンバサダー就任について役所さんは”大役に緊張しています”と、こぼしながら”この映画祭のお役に立てるか分かりませんが、フランス映画が大好きで、フランスという国を旅行するのも好き。初めて国際映画祭に参加したのもカンヌ国際映画祭。今村昌平監督の「うなぎ」でパルムドールをいただきました。フランスの映画祭に参加したことによって映画の仕事を頑張ろうとやってこれた。フランス映画界に感謝したい気持ちでいっぱいです。”と語りました。
「PERFECT DAYS」の忘れられない思い出として役所さんは”(カンヌ国際映画祭で)最優秀男優賞をもらった瞬間”と、挙げ、理由について”スタッフもキャストも参加していて、みんなが喜んでくれて、監督も涙ぐんで喜んでくれたのが本当に感動しました”と、振り返りました。
また、アカデミー賞 国際長編映画賞ノミネートを知った瞬間について”YouTubeで見ました”と明かし、裏話として”キャスト、スタッフとレストランで食事をしている時にアカデミー賞の国際長編映画賞の日本代表に選ばれて、日本代表になっただけなのに、たくさんのお客さんがいる中でオスカー賞を獲ったように喜んだ。そのあとにショートリストっていう15作品にも選ばれ、それも嬉しかった。「ここまで行けばもういいよね」ってみんなで言っていたけど、人間は欲深いもので「アレのアレが欲しいよね」と今みんなで言っている状態です”と受賞への意欲を見せました。
さらに役所さんは「PERFECT DAYS」が7日からアメリカで公開されることに伴い、役所さんは”7日から公開が始まるので(アメリカに)来いと言われた。別に僕は何も活躍できないですけど、（身長が）190センチくらいある監督の後ろで楽しんできたいと思います”と笑顔を見せました。
【担当：芸能情報ステーション】
