高知市の特別支援学校の生徒たちが自分たちで作った食品や木工品などを販売するイベントを開きました。

高知市で開かれたのは高知特別支援学校中学部・高等部販売会「市特市(しっとくいち)」です。例年、高知市の中心商店街で開かれて大盛況の「市特市」ですが、今回は開校60年の記念の年に合わせ地元への感謝を伝えようと学校から近くの会場で開催されました。


売られているのは生徒たちが授業の一環で作った製品。織物や焼き菓子などが並ぶ中ひときわ人気だったのが木で作られた椅子や棚などの木工品です。販売開始と同時に多くの人が買い求めきょうの販売分はすぐに売り切れました。

木工製品を手掛けた高等部2年森寿樹さんは「(たくさんの人が来て)めちゃくちゃうれしいし頑張って作った製品が売れるので気合が入る。傷を残したらだめなのと削りすぎると気がだめになるので気をつけた」と大盛況となった会場で胸を張りました。

高知特別支援学校が開催しているこの販売会は3日日曜日も高知市旭町の木村会館で午前9時半から正午まで開かれています。