子どもたちが長い数珠を回して無病息災を願う伝統行事「八日念仏(ようかねんぶつ)」が松本市で行われました。

(子どもたち)「なんまいだ、なんまいだ」

八日念仏は松本市の島立荒井(しまだちあらい)地区で2月8日前後に行われている伝統行事です。

3日は地元の小学1年から5年生までの10人が民家を訪ね、住民と輪になって念仏を唱えながら、長い数珠を回しました。

八日念仏は江戸時代一帯に疫病が広がった際、立ち寄った僧が数珠を与えて住民を勇気づけたのが始まりとされ、明治の初めころからは子どもの行事として引き継がれてきました。

(男の子)「お願いした人が健康でいられるように」
(女の子)「みんなが幸せになる気持ちでやれば、自分も幸せな気持ちになるんじゃないかなと思います」

新型コロナの影響で、子どもたちが民家を訪ねるのは5年ぶり。3日は一日でおよそ100軒を回り、健康と幸せを祈りました。