能登半島地震の被災地では災害ボランティアの受け入れが加速しています。新たに石川県珠洲市と中能登町で3日から受け入れが始まり、家具などの運び出しを手伝いました。

このうち石川県中能登町では、午前10時ごろボランティア30人が到着し、町内で最も被害の大きかった金丸地区に向かいました。参加した人は、依頼があった住宅14棟ではがれたトタンなどを運び出す作業にあたりました。

ボランティアに訪れた人
「これだけでも大変。ちょっとでも力になれてよかった」
住民
「助かってます。私1人でこんなん片づけたりできんし」

石川県内では先月27日から七尾市、穴水町、志賀町でボランティアが活動しています。県が募集するボランティアには2日までにおよそ2万人が登録していて、輪島市でも10日から活動を始めるということです。