新型コロナの影響が長引く酒蔵を応援するため、長野県の佐久地域の17のラーメン店が、それぞれの店で「日本酒を使った一杯」を考案し、人気を集めています。

ラーメン店と酒蔵のコラボレーションを企画したのは、佐久地域の人気店で作る信州佐久安養寺(あんようじ)らーめん会です。


信州佐久安養寺らーめん会 金子祐一(かねこゆういち)会長:
「日本酒の中にうま味がすごくあるので、うま味プラス日本酒の香りがラーメンの中に入ってくるという感じ」

会長を務める麺匠佐蔵(めんしょうさくら)の金子祐一さんは、鶏と魚介のダブルスープに日本酒を合わせた塩ラーメンを考案。


佐蔵をはじめ17のラーメン店がそれぞれ市内に13ある酒蔵の酒や酒粕を使った一杯を作り、2023年の12月から期間限定で提供しています。

金子さん:
「昨年のコロナ禍の時に酒蔵も元気がなくて飲食店も元気がないときに、手を組んで何かできないかというのがスタートです」

酒蔵のひとつ橘倉酒造(きつくらしゅぞう)では、新型コロナの影響で売り上げが75パーセントほどに落ち込みました。

コロナが5類に移行してからも回復は1割程度に留まっています。

井出平社長:
「なかなか2次会3次会まで飲まれる方が少なくなってしまったこと、肌でも感じてます」

コラボラーメンへの取り組みには、新たな層へも日本酒の魅力を広めるチャンスと期待を寄せます。


井出社長:
「(ラーメンなら)日本酒文化というものを、子どもたちに肌で感じていただけるというのがありがたいです」

コラボラーメンは2月12日まで楽しむことができるということです。