従来の火力発電に加えてメガソーラーと蓄電池を組み合わせた、佐渡の“脱炭素”の取り組み。

【東北電力ネットワーク佐渡電力センター発変電課 松原勲さん】
「離島ということで本土とは切り離された単独系統なので、島内で主要となっているディーゼル発電による発電を抑制してCO2の削減に努めるとともに、再生可能エネルギーの有効活用を図るものです」

佐渡島内に東北電力ネットワークの火力発電所は2つありますが、本土と電力系統が切り離されているため、災害やトラブルなどで火力発電所がストップした場合、復旧するまで電気の供給は止まったままになります。
さらに、島内に燃料を運ぶための輸送コストもかかっていることから、脱炭素を進めることは、さまざまな面で必要性があると言えそうです。

東北電力ネットワークでは、エネルギーマネージメントシステム(EMS)の試運転を通して、最適な発電を検討していきたいとしています。