長野県麻績村の駐在所が発行する広報紙が住民の間で人気となっています。
ユーモアたっぷりのダジャレが盛り込まれている紙面にこめられた”駐在さん”の思いを取材しました。

広報紙の紙面:
「3月は桃の節句、ひな祭りじゃのう。どうせあんたは、暇な釣り(ひなまつり)」
ユーモアたっぷりのダジャレが目を引くのは、麻績村の駐在所が毎月1000戸ほどの家庭に配布している広報紙です。
A4サイズ1ページの広報紙を書いているのは…駐在所の所長=平野哲男(ひらの・てつお)警部補62歳。
平野哲男警部補:
「以前は、豚(トン)コレ(豚コレラ)、パリコレ、あれコレと流行りましたが、豚コレの減少につれて、イノシシの出没が目立っています」

ダジャレ付きの広報紙を作り始めたのはおよそ6年前。
前任地の山形村駐在所で勤務していたころです。
平野哲男警部補:
「(住民の)みなさんに一字一句が行き届いているかそれが心配になって、自分の得意なダジャレを入れることによって住民からだいぶ評価がありました」
漫才や落語、お笑い番組を見るのが趣味だという平野さん。