能登半島地震の発生から1か月。被災地ではライフラインへの影響が続いていますが、その中でも特に深刻なのが断水です。

宮崎県内で同じような災害が発生した場合、どのような状況が想定されているのか、そしてどのような備えが必要なのか、取材しました。

水がなければ生きていけないというのはひしひしと感じた

元日に発生した能登半島地震から1か月。
石川県では、いまだ、およそ4万戸で断水が続いています。

(宮崎市上下水道局浄水課 高畠修一さん)
「給水活動をするにあたっては、ひっきりなしに給水を求める市民の方々がいらっしゃるという状況だった」

先月12日から1週間、能登町で給水活動にあたった宮崎市上下水道局の高畠修一さん。

飲料水はもちろん、トイレを流す水の確保もできない生活をまのあたりにし、改めて感じたことがあります。

(宮崎市上下水道局浄水課 高畠修一さん)
「上下水道事業は、特にインフラの中でも最重要のものであるというふうに改めて認識したところで、水がなければ生きていけないというのはひしひしと感じた」