裏金事件に揺れる自民党の最大派閥・安倍派は、最後の議員総会を開きました。出席した議員からは、幹部の責任を問う声が相次いでいます。

安倍派最後の総会 幹部の責任は

上村彩子キャスター:
政治資金パーティーを巡る裏金事件を受けて、解散を決めた安倍派は2月1日、最後の会合を行いました。そこでは幹部の責任を問う声も上がったということです。

31日、安倍派は収支報告書の訂正を行いました。不記載は過去5年間で総額6億7654万円になるということです。

そして、安倍派から議員へのキックバックは、現職・元職あわせて90人を超える所属議員が受け取っていたことも明らかになりました。過去3年間の収支報告書の訂正によりますと、受け取った額の多い議員もわかってきました。

池田佳隆 衆議院議員 3208万円
大野泰正 参議院議員 3146万円
谷川弥一 前衆議院議員 2303万円
萩生田光一 前政調会長 1952万円
三ツ林裕巳 衆議院議員 1808万円