若いアイデアが詰まった1品です。山口県宇部市の大学生が考えた“未来のおはぎ”の販売が始まりました。未来のおはぎが販売されているのは、宇部市のおはぎ専門店かまたの恵。かまたの恵は宇部フロンティア大学と地元の特産品を使った新しいおはぎ“未来おはぎ”の開発に取り組んでいます。

木村那津美アナ
「こちらがきょうから販売が始まった未来おはぎ「かぼ茶」です。その名の通り、まんまかぼちゃですね」

「未来おはぎ」=「かぼ茶」は、かぼちゃペーストをご飯に練りこんで、抹茶を混ぜた白あんで包み込んであります。もちろん、カボチャもお茶も宇部産です。その味は…。

木村アナ
「これ断面もかぼちゃとそっくりですよ。かぼちゃの甘さと風味がまず最初にきますね。その後に白あんの甘さ、抹茶の苦みが層になって追いかけてくる感じです。かぼちゃのおはぎって初めてだったんですけど、かなりバランスがいい、おいしいですね」

これを考えたのは、宇部フロンティア大学短期大学部の食物栄養学科の学生7人です。去年5月から試作を重ねてきました。

考案した学生
「私たちと同年代ぐらいの方でも親しみやすいようなおはぎをイメージしてそれをコンセプトにして作り始めました」
別の学生
「かぼちゃは中を黄色くするのが大変で、お米にかぼちゃのペーストを混ぜているんですけど、それに至るまでにすごく時間がかかりました」
製造販売に協力したかまた 恵藤井芳治代表
「驚いたのは色と味ですね。かぼちゃっていう発想なんか全く無かったんで…それをお米に練り込んでいうのがとても斬新的かなと思いましたね」

未来おはぎ・かぼ茶は3月末まで、かまたの恵で販売されます。

考案した学生
「今回、あっと驚くような見た目のおはぎにしたので、おはぎの魅力を再発見していただける様なおはぎになってくれるとうれしいなと思ってます」