東北電力の2023年度第3四半期決算は経常利益が2788億円と過去最高の黒字となりました。
東北電力樋口康二郎社長
「過去最大の損失だった2022年度から、大幅に収支は改善しております。第3四半期決算については、売り上げは2位、利益については過去最高となりました」

第3四半期売上高は、前年の同じ時期に比べ761億円少ない2兆563億円となりました。燃料価格の低下に伴う他社への電力販売の減少が主な要因です。
経常利益は、赤字だった去年同期に比べ5020億円多い、2788億円の黒字となりました。第3四半期の経常利益としては過去最高です。
これは、東北電力が燃料費を支払う時期と電気料金に燃料価格が反映される時期が大きくずれたことや電気料金を見直したことなどの影響です。2023年度の通期の業績予想は、売上高が2兆8300億円、経常利益は2800億円と見込んでいます。