実態に目を向けない行政 このままでいいのか
市によると、新規に学童クラブを設置するには3つの要件があり、そのひとつに「永続的に待機児童数が概ね20人以上いること」という項目があります。
この点について浦添市は、去年4月時点での内間・仲西地域の待機児童はそれぞれ「10人前後」だったとして、学童クラブを新設する要件を満たさないとしています。

しかし内間校区の場合、学童クラブを運営する法人への来年度の利用申し込みは、分室が無いと考えた場合、定員を35人ほど超える見通しです。
保護者たちは、法人の努力に頼る不安定な運営の分室ではなく、学童クラブの新設を求め、待機児童を出さないでほしいと訴えていて、来月にも集まった署名を浦添市長と市議会議長に提出したいとしています。