沖縄県中城村と西原町の境界付近で今月14日夜、大規模ながけ崩れが発生したことを受け、県議会の土木環境委員会が20日現地を視察しました。
一行は県の4つの担当部局から、がけ崩れの状況について説明を受けました。このうち県中部土木事務所によると今回のがけ崩れの範囲は、長さ約480メートル×幅が広いところで約110メートルにも及んでいるということです。
また県企画部は、土地の所有者が県の許可を超える範囲で開発をしている疑いがあるとして先月30日に口頭で指導していたことを報告し、委員からは、付近にもがけ崩れの危険性がある場所はないか調査することなどを求める意見が上がりました。
県では集落に土砂が流れ込まないように土嚢を積んで応急処置をとっていて、今後、関係部局が連携してがけ崩れの原因が大雨の影響によるものか調べることにしています。(20日 中部通信員:高瀬弘行)














