■世界陸上オレゴン・1日目(日本時間16日・米オレゴン州ユージーン市)
アメリカ・オレゴン州で世界陸上が開幕。初日の16日、男子100m予選にサニブラウン・A・ハキーム(23)と坂井隆一郎(24)が出場し、サニブラウンが9秒98、予選7組1位で3大会連続の準決勝進出を決めた。さらに4組に登場した坂井は10秒12の3位で、各組3位以内の条件を満たし、初出場ながら着順で準決勝への切符を手にした。
世界陸上は4度目の出場となったサニブラウンは、スタートからトップに立つとそのまま逃げ切り9秒98のシーズンベストをマークした。自己ベストに100分の1秒と迫る好タイムで、レース後「歴史を作りにここにきた」と準決勝へ自信を見せた。
一方、坂井は東京五輪金メダルのL.M.ヤコブス(イタリア)と同組で、得意のスタートダッシュに成功すると、中盤以降もスピードを落とすことなく3位で逃げ切った。6月にマークした自己ベストの10秒02には届かなかったが、世界の舞台で会心の走りをみせた。
坂井はレース後「絶対に着順で決めようと思っていて、五輪の金メダリストも同じ組にいましたが、あまり考えず自分のレースをしようと思って走りました。準決勝は9秒台で決勝に進めるように頑張ります」と次戦に向けて意気込んだ。
また、東京五輪銀メダルのF.カーリー(アメリカ)は予選2組でいきなり9秒79をマークし、前回大会優勝のC.コールマン(アメリカ)は6組に登場し、最後は流しながらも10秒08で1位通過を決めた。
準決勝は17日(日本時間10時予定)に行われる。
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