◆冬季ユース五輪 フィギュアスケ―ト(30日、中国・江原道)
15~18歳が対象となるユース五輪(大会11日目)

フィギュアスケート女子ショートプログラムを71.05点で首位とした昨季世界ジュニア女王の島田麻央(15・木下アカデミー)が30日、フリーに登場した。フリーでも全体トップの125.94点をマークし、合計196.99点で優勝。ユース五輪4大会目の今回、女子シングル日本勢初となる金メダルを獲得した。

冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷するが回転不足をとられ減点、続く4回転トウループでは転倒と、前半は思うような演技が出来なかった。それでも基礎点が1.1倍となる後半では3回転ループ、3回転ルッツと単独の3回転ジャンプで得点を重ね、大きなミスなく演技を繋いだ。

他の日本勢ではショートプログラムを2位の髙木謡(16・東京女子学院)はフリー5位の115.97点。合計183.20点で銅メダルを獲得。日本から出場した2人がともに表彰台に乗った。